汗でかゆいアトピー原因は皮膚のカビ
6月7日のNHKのニュースで「アトピー 性皮膚炎は汗で悪化」ということが話題でとりあげられました。
翌日の毎日新聞でも掲載されていたのでご覧になられた方もおられるかもしれませんね。
広島大学皮膚科のグループによりますと
汗をかくとアトピー性皮膚炎が悪化 するのは、皮膚に付着したカビの作るたんぱく質がアレルギーを引き起こすためだ、とする研究結果を広島大学のグループがまとめました。
新しい治療薬の開発につながる可能性があるとしています。
国内におよそ40万人と推定されるアトピー性皮膚炎の患者の80%以上は、汗をかくと症状が悪化するとされています。
広 島大学皮膚科のグループは、これまでアトピー性皮膚の患者では、本人の汗でアレルギー反応が起きることを明らかにしていて、新たに汗の成分のうち、アレル ギーに関連するものを抽出する作業を繰り返しました。
その結果、ヒトの皮膚の表面に広く付着しているカビの一種が作る、特定のたんぱく質と共通の成分が見 つかったということです。
このため、カビの作るたんぱく質 を患者の血液に加える実験を行ったところ、かゆみの元となる物質「ヒスタミン」が出てくるアレルギー反応を確認したということです。
研究グループは、汗をかくとアトピー性皮膚炎が悪化するのは皮膚に付着したカビのたんぱく質がアレルギーを引き起こすためで、
汗によってたんぱく質が皮膚に浸透しているのではないかとしています。
研究グループの秀道教授は「汗に よって悪化する皮膚の病気では、皮膚の表面に存在するカビの働きを抑えることが治療のポイントになると考えられる。
新しい 薬の開発につながる可能性があり、さらに研究を進めたい」と話しています。
夏にアトピーを悪化させないために 上記のことをふまえると、汗をかかないこと・・・、と いっても夏は無理ですよね。
その代り、汗をかいたらこまめに汗をふいて下さいね。
その後に糖鎖栄養素の原液、または糖鎖栄養素:銀河水の1:1のスプレーを携帯して 必ず汗を拭き取った後に糖鎖栄養素をシュシュッとスプレーする。 糖鎖栄養素の抗菌作用はカビに対する殺菌効果もすごいです。
また帰宅したら残った汗を洗い流し、PH1,9の強酸性でカビを殺菌するスパエナジーをお風呂に入れて入浴しましょう。
※毎年夏に悪化する方は、今年の夏は汗対策とカビ対策で、健康な皮膚を維持して下さいね。
アトピー性皮膚炎と皮膚常在菌
アトピー性皮膚炎と皮膚常在菌 ア トピー体質の方は、もともと乾燥肌で、皮膚がカサついてポロポロ皮がむけたり、かゆみが強かったりすることが多いですが、これは体内の水分保持能力が低下 しているからです。
皮膚は体が外界と接する境界で、温度や湿度、化学物質など、外からの物理、化学的影響をもろに受けます。
特に湿度が高い梅雨時は悪玉菌 が増殖しないよう、スキンケアをしっかりして下さいね。
皮膚常在菌
皮膚には表皮ブドウ球菌がいます。皮膚常在菌の一つですが、この表皮ブドウ球菌は、皮脂や汗をエサにして、酸性の分泌物を出して皮膚の表面を酸性(皮膚の殺菌は酸性→PH2,7の強酸性糖鎖栄養素)にして有害菌の侵入、増殖を防いでいます。
しかし、表皮ブドウ球菌でも、免疫力が極端に低下している時は、日和見感染の原因になることもあります(ストレスや過労の時にアトピーが悪化する→脳波をα波にする銀河水)。
一方名前はよく似ていますが、黄色ブドウ球菌の方は食中毒を起こしたり、アトピーを悪化させたりします。
常在菌が減少したり、皮膚表面が崩れていると(掻きむしったりすると炎症の繰り返しで治りにくい)
黄色ブドウ球菌などの悪玉菌が繁殖して、炎症を起こします。
皮膚の常在菌は環境の影響を大きく受けます。
皮膚温が35℃以下になったり、体温が36℃以下になるなど、皮膚温が下がると常在菌の力が弱ります。
すると皮膚のバリア機能も低下します。
そこで皮膚を温めるには入浴(PH1,9の入浴剤スパエナジーを入れると殺菌効果・保湿効果がある)が勧められますが、洗いすぎは良くありません。
最近の石鹸は泡立ちがよいが、これは界面活性剤が入っているからで、皮脂が洗い流され、角質細胞が脱落し(アミノ酸を豊富に含糖鎖栄養素塗布することにより、皮膚の修復を行う)、皮膚のバリア機能が損なわれます。
洗うならプラティーン(銀河水使用・弱酸性で天然ハーブの保湿効果)でアポクリン腺の多いところ(腋の下、乳房、陰部)や手足の指の間くらいにし(できればタオルは使用せず手で洗う)、その他はざっと洗い流す程度にして下さい。
まだまだ暑さが厳しい日が続きます。皮膚常在菌のバランスをとるためにも、
- ①糖鎖栄養素のスキンケア、
- ②スパエナジーの入浴、
- ③プラティーンで洗う、 を実行して下さいね!