お肌の3つの役割
顔の皮膚の役割について整理すると、次の3つの役割が肌にはあります。
①表情
顔はその日の気分、体調、感情などの全てが表現される場所です。
顔はその人そのものを表現します。実年齢である今の顔は皮膚が作っています。
②バリア機能
皮膚は紫外線、雑菌、乾燥、暑さ、寒さ、薬物など外部刺激から身体内部を守る働きがあります。これを皮膚の保護作用と言います。皮膚は外部物質を身体の内部に入れないようにすると同時に、身体外部に排出する働きがあります。
従って化粧品を肌につけても肌の奥まで化粧品が入ることはありません。肌の中に化粧品の成分や、水分が入ってしまうと大変なことになります。
皮膚の役割
- 保護作用
- 分泌・排泄作用
- 呼吸作用
- 体温調節作用
- 感覚作用
- 吸収作用
③情報伝達
皮膚は第三の脳と言われるように皮膚を通じて外部情報を脳に伝達しています
(光、色、温度、痛覚、触覚、圧力など)
皮膚の情報伝達が行われるには、神経が関わっています。熱い、痛い、痒い、顔が赤くなるなどの症状はバリア機能を低下させます。