アトピーと掌蹠膿疱症と糖尿病の漢方薬

先週の金曜日に漢方の勉強会に行ってきました。


今回は生活習慣病の糖尿病についてのお話しです。


糖尿病は皆さんご存知のように、食べ過ぎにより血液の中に糖がだぶついて血液
がドロドロになり、合併症にで目や腎臓や神経に影響を及ぼす恐ろしい病気です。


自覚症状がないので、安易に考えられやすいのですが、症状が出てきた時には手
遅れのことも・・・


食べ過ぎが原因なので基本は五臓(心・肝・肺・脾・腎)の中の『脾』を強めること。


食べたものを胃で消化して全身に運搬するのが『脾』の働きです(脾の運化作用)。


食べた糖分を全身に回して、細胞内に取り込むのが『脾』の運化作用の働きなので
すが、その働きが衰えることにより、細胞に取り込めないために、血液中に糖分が
残ってしまうのが糖尿病なので、糖尿病を治すには『脾』を強める漢方薬を使いま
す。


これはアトピー性皮膚炎の方にも言えることです。


胃腸が弱いために、食べたものを消化できず、それが腸の傷から素通りしてしまう
のと、脾の運化作用が弱いために食べた栄養分を皮膚まで運ぶことができなくなっ
ているのです。

 


つまりアトピー性皮膚炎の体質改善にも『脾』を強める漢方薬を用います。


『脾』をを強める漢方薬もその人の体質によって変わりますので、アトピー性皮膚炎
と糖尿病改善には同じ漢方薬を使用する場合もあるんです。


何か不思議な感じがするかもしれませんね。


今回は最後に病院での漢方薬の症例のお話しがあり、掌蹠膿疱症の患者さんにあ
る漢方薬を出したら37人中、37人全員が改善したそうです。


掌蹠膿疱症でお悩みの方がおられましたら、こっそりと処方をお教えいたしますの
で連絡くださいね!

くすりのファイン相談サロン
相談42年実績5千人無料相談コチラ
NO IMAGE

無料相談はここをクリックしてください