アトピー保湿

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アトピー保湿

清潔にする

アトピー性皮膚炎や敏感肌の方は、皮膚の表面上の常在菌(黄色ブドウ球菌、大腸菌等)が一般の方が10~20%存在するのに対して、50~100%存在し、これが炎症やかゆみやひっかきの原因となっています。
したがって、皮膚に刺激を与えずに、殺菌、消毒をして、清潔にすることが大切になります。
そのためには、アレルゲンになりにくい天然の素材で、酸性のものが適切になります。

入浴について

1日に2~3回、お風呂に入浴します。
温度は37℃~39℃に設定して、20~30分ゆっくりとつかって下さい
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入浴後について

 浴室から出た後は、角質層に水が残っているうちに、素早くスキンケアを行います。
糖鎖栄養素をコットンにつけて念入りにパッティングして下さい。糖鎖栄養素をパッティングしますと皮膚が一時的に乾燥します。
乾燥することにより、ダメージを受けた皮膚がポロポロとはがれ落ち、健康な肌に戻っていきます。 
乾燥が気になる時は、糖鎖栄養素のパッティングの後に天然のアルカリイオン水によるスプレーで保湿を行います。 
     

※アトピー性皮膚炎の方の体内は、過酸化脂質が多く、そのために血の巡りが悪くなって栄養分が皮膚の表面に行き渡りにくく、ガサガサ、凸凹になって乾燥し、雑菌(黄色ブドウ球菌、大腸菌、白癬菌等)がつきやすく、それを退治する免疫物質が少ないために、様々な感染症を引き起こしやすくなっています。

また、ステロイド等の化学薬品も浸透しやすく、薬による副作用も出やすくなっています。したがって、痛め続けられた皮膚を早く脱皮させることが、回復を早めることにつながります。
この脱皮を幾度か繰り返しますと、きれいな肌が下からむくむくと現れてきます。
きれいな肌が出てきたら、少しずつ保湿のローションクリームを、今までのスキンケアに加えてゆきます。
始めからこれらの保湿剤でスキンケアを行いますと、上記のような雑菌が増殖しやすい環境となり、乾燥は防げても、炎症やかゆみをひどくさせますので、一定の段階を経た後から、保湿剤によるスキンケアを行うのが大切です。

 

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アトピーの原因

・アトピー性皮膚炎とは、真っ赤な肌、かゆい、ジュクジュク、カサカサ、これらの皮膚症状をいくつか持ち合わせたアレルギーの疾患です。
・赤ちゃんが生後2~3ヶ月経った時、よだれで口のまわりがただれたり、おむつかぶれで湿疹ができたり、蚊に刺されてひどくなり、広がっていった際に皮膚についた菌が侵入することからスタートします。この症状が進むとジュクジュクしたり、黄汁が出たりして、不潔になりがちな頭、首、耳のうしろ、肘や膝の屈曲部の内側に多発します。

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・初期の段階で菌の感染症とは知らず、ステロイド軟膏を塗り、一時的には良くなりますが、赤みとジュクジュクが広がります。
これが最初のアトピー性皮膚炎の始まりです。
ご相談される方の殆どが皮膚黄色ブドウ状球菌の感染症を併発し、それに付随して患者さん自身の抵抗力が低下してくることがあります。ステロイド剤や抗生物質を長期使用して、薬剤耐性菌をつくることがあり、これを無意識に繰り返し、いつのまにか小中学校、成人まで長期間その症状をひきづることがみられます。

アトピー性肌(皮膚)の特徴

1.肌(皮膚)が荒れやすい

2.かぶれ、湿疹が出来やすく皮膚が薄い。

3.皮脂膜形成の能力が弱い(角質に空洞ができている

4.表皮バリア機能の低下(細胞間脂質の低下)

5.皮膚の中の水分(皮膚の中のゲルや細胞間脂質)不足で皮膚がカサカサしている。

環境要因(アトピーの原因)goal_to_04

紫外線、寒冷、温暖による刺激(すべてに敏感に反応する)

アトピー性皮膚炎の皮膚の状況

・しっかりとした角質のバリアがない。

・角質のセラミドが乱れて、異物、雑菌がすぐに侵入しやすくなります。

・表面上の乾燥を防ぐために、薬や保湿クリームをどんなに塗っても、一時的効果があってもすぐ悪化します。

・皮膚の炎症はブドウ状球菌、カンジタ等たくさんの細菌がついていて、かゆみが増してきます。

・広範囲に広がると体の中まで感染症になることがあります(症状のひどい方は、体温を計ってみると微熱があります)。

・かゆみが強い場合、夜眠れない日が続くため、ストレスが増し、自律神経が乱れてイライラした毎日が続きます。

アトピー性皮膚炎は遺伝的体質?

両親や兄弟などに喘息やアトピー性皮膚炎の人がいる場合は、家族性の遺伝的体質としてアトピータイプが多く、血液中のIgE抗体が多かったり、また出来やすいようです。 IgE抗体をつくりやすい体質の方の場合、身体の敏感な部位(鼻、目、喉、皮膚)に症状が出やすくなり、血液中のIgE抗体の産生量を調べるとアトピータイプか分かります。
※「さよならステロイド軟膏」  原重正 著 より参照

             

※和食を中心とし、バランスのとれた栄養を摂る。
アトピー性皮膚炎や敏感肌の方は、体内に過酸化脂質が多く、体質が酸性化していることが多いので、西洋食、特に肉・卵・牛乳といった動物性タンパク質の食べ過ぎに注意しましょう。
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食事内容
現在の食事は、西洋食が多くなっており、高エネルギーではあるが、その反面、コレステロールや中性脂肪といった血流を悪くさせ、五臓六腑の機能を低下させることにつながっています。
アレルギー体質もこの影響を受けているが、プラスに働く食事の内容は、端的に言うと、日本古来からの和食のメニューにあります。即ち、魚介類(生もの、刺身は除く)
・緑黄色野菜を中心としたものです。

アトピーの食事対策具体的方法

  1. 特に、乳製品を止めます。
  2. スナック菓子、チョコレート、アイスクリーム、ケーキ、清涼飲料水、精白糖食品、を控える。症状が少しよくなると、チョコレートやケーキ等の嗜好品に手を出したくなりますが、敏感になっているときは、一口食べても症状を悪化させることがありますので、十分に注意して下さい。
  3. 天ぷら、揚げ物、油炒めを控える。サンマ、イワシ等青魚に含まれる魚油は、多少摂取しても構いません。野菜、海藻類の煮物を多めに摂るようにします。
  4. 副食は、野菜(緑黄色野菜)、海藻、豆類、納豆、小魚、貝類、漬物、梅干し等を主とします。ただし、大豆アレルギーがあれば、様子を見ながら、豆腐や納豆を控えるようにします。
主食を中心とし、副食は控えめにします。
日本の伝統的食生活の概念として、欧米にはない“主食”というものがありますが、これは、穀菜中心の食生活が調和がとれているために生まれてきたものです。
特に穀物5、野菜2、肉類1のバランスで食べるのが理想的であると言われています。

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農薬、食品添加物(防腐剤、殺菌剤等)、化学薬品、合成界面活性剤(石鹸、シャンプー)、化学繊維(ナイロン等)…口に入るもの、素肌に付けたり、着たりするものに気を付ける。
また、塩素消毒のプールでのスイミングや塩素が多い水道水のみのお風呂への入浴にも気を付けます。

腹式呼吸を行う

皮膚は鼻、肺と密接な関係にあり、腹式呼吸法は、酸素を多く取り入れ、二酸化炭素や体内異物を腹の底からしぼり出すことで、体内を浄化する働きがあります。
これに加え、体内の食べ物のエネルギー代謝を促進させる働きもあります。
また、腹式呼吸法は、自律神経の働きをセルフコントロールする一つの方法で、これを繰り返すことで自律神経の働きが安定してきます。

一番良い方法は、朝の5~7時の草木が酸素を出す時に、ゆっくり20~30回行うことです。

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母乳と離乳食
母乳には、免疫物質が含まれていると言われていますが、同時に母体のアレルギー物質が流れ込むことも多いのが事実です。そのために赤ちゃんのアレルギーは母乳が原因であるとも言われています。

しかし、母乳の善悪を言うよりも、母体の体質の方がポイントであり、その体質の改善のためには、母親の食生活が要となります。 良い母乳を出すための心得(母体の体質改善のための食生活)

  1. 肉(牛、豚肉)、卵、牛乳、乳製品(バター、チーズ)、油脂類、精白食品(白米、白パン、インスタント食品)小麦等を控える。
  2. 化学薬品(抗生物質、鎮痛・解熱剤、鎮静剤、ステロイド剤等)の服用、農薬や食品添加物(防腐剤、殺菌剤等)の含んだ食品の摂取を控える。
  3. 高蛋白、高カロリー食品の摂取を控える。…これらは、母乳を濃厚にさせ、そのために母乳が乳房内に溜まりやすくなり、乳汁が腐敗しやすくなります。

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アレルギーを起こさないようにするための離乳食

  1. なるべく無添加・無農薬の食品を摂るようにする。
  2. 動物性蛋白の食品、精白食品を少な目にする。
  3. おもゆ、うらごし、野菜、海藻、豆腐、納豆、小魚、貝汁等の食品を摂るようにする。

 

アトピーでお困りの方は、日常生活も注意することが必要です。

◆痒い時

痒い時はかいてもかまいませんが、爪を短く切って清潔にしておきましょう。痒みを我慢し続けるのは大きなストレスになってしまいます。

痒くて眠れない時は、本を読んだり、テレビを見たりと、自分の好きなことで気分をまぎらしましょう。

痒いところは冷やすことにより、痒みを和らげることができます。刺激がないように、湿疹の部位にラップを巻き、その上から濡れタオルや氷枕を当てます。

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◆お風呂

シャンプーや石鹸選びには十分気をつけて下さい。間違ったシャンプーや石鹸を使用するとアトピーを悪化させる原因にもなります。

体をこすり過ぎないことが大切です。手で十分泡立ててその泡でそっと洗います。耳の後ろ、わきの下、お尻の周囲など陰の部分の洗い残しには注意しましょう。

い温度の入浴は、痒みを増強する原因になります。37~39℃ぐらいのぬるめのお風呂にリラックスして入りましょう。

◆冷え対策

アトピーの方は、皮膚表面は炎症ですが、体内は冷えています。

たいものはあまり、摂らないようにして下さい。胃腸の冷やし過ぎはよくありません。

寒い日の外出は腰やお腹にカイロを当てて下さい。

冬に寝る時は、電気あんかや電気毛布などではなく、湯たんぽを使用して下さい。

◆お部屋

除機はこまめにかけて、天気のいい日は布団を干しましょう。

畳の上にじゅうたんは敷かない。

室内でペットは飼わない。

冬の乾燥する間は、加湿器をつけましょう。

ぬいぐるみはなるべく置かないように。 403

◆その他

顔や首に湿疹ができている人は髪が刺激になりやすいです。長い髪はまとめておき、ショートヘアはピンで止めるなど、毛先が顔につかないように工夫しましょう。

早寝、早起きで生活にリズムをもたせましょう。自律神経のバランスが整っていきます。

チクチク・ゴアゴアした素材の洋服は避けましょう。

洗濯は洗剤が残らないように、すすぎを十分にして下さい。

 

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