アトピー性皮膚炎改善記

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アトピー性皮膚炎改善記

~H様の脱ステロイドアトピー改善記を掲載するにあたって~

これまで、随分とアトピーのお客様の相談に携わってきましたが、私が今一番感動していることは、治療して回復されたお客様が、「アトピー改善記録」として、自分の体験談を一冊の手記にして、他のアトピーで治療中の方へも見せて欲しいと私のお店に送ってきてくれたことです。 この記録を読むと、本当にアトピー改善、完治は困難なことではありますが、弱音をはかず、私たちに最後までついてきていただき、克服してくれて良かったと心から嬉しく思っています。この体験談を読んで頂くことでステロイドやアトピー性皮膚炎のことを理解して頂くことをファイン一同願っております。そして皆様に夢と希望を持っていただいて、新しい社会生活を送っていただければこれ以上の幸せはないと思います。

 

株式会社ファイン 代表取締役  桑野玲子

 

アトピー改善記(脱ステロイド H様)はここから↓です。

     永井手紙表紙

【第一章】ステロイドとの出会いの始まり

私は、約5年前暑さ盛んな頃、息子と二人で海に1泊2日の予定で魚釣りに出かけました。

また、よく釣れまして二人で、2日続きでボートの中におりました。

喜び勇んで持ち帰り、近所の方々にもらって頂き、喜んだものです。

 

さて、その頃から、首から上そして手首から爪の先までが真っ黒になり、ひりひり、ずきずきと1日中が大変でした。

3日4日と経っても一向に良くならず、顔のこめかみあたりから「キシル」が出だしたのです。 “これは日焼け”と軽い気持ちで医院に(内科、皮膚科)飛び込んだのです。

「もうここからが間違いの始まりだったのです」日焼けから来る火傷でした。

『ステロイド』の出会いはこれからが始まりなのです。

 

もともとあまり皮膚の強い方ではなかったんですが・・・

(お風呂で剃刀とかタオルに石けんをつけ顔を洗うとキシルが出ていました)

ですから、手に石けんをつけ顔を洗う程度でした。車に乗っていてもガラス越しに日光が当たると、その部分が、痒くて(メンタム)などを塗っておりました。

ですから、私も多少はアレルギーを持った体だったのでしょうか?…

 

【第二章】ステロイド治療開始

その医院で『ステロイド』いりのリンデロン剤を貰い、これを塗っておりました。

塗ると薄い皮が張り1日くらい立つと『日焼けのあとのようにコメカミの部分」ぼろぼろとおち、その後にはまたキシルが出て来るのです。 このような事が何回か繰り返され、その内に顔がはれ上がって来ました。

夜になると、痒み、ズキンズキンとしだし普通の寝方では寝られず、くの字になったり、また、座って目だけをつむる、また水で冷やす、氷で冷やす、口には言い表せない毎日でした。

 

医院に行くと、「不思議やなあ~これで治るはずやが?…」

そうして日々が過ぎ医者が、「私の知り合いに皮膚専門の方がおられるから、そこを紹介する。」

それで、私も一緒に行くからとの事、どうやら”手を焼いたらしいと勘繰る。 仕方なく行くと、今度は血液検査とパッチテストを受けてもらうとのこと。

結果は、「あなたはせっけん、シャンプー、リンス、ヘヤクリーム、などの香料がいけない無香料の洗剤を使わなくてはだめだ。

反応が出ている限り知り合いの薬局で無香料の洗剤を購入し、私の指示に従って使って下さい」とのこと。

そして塗り薬、飲み薬(薬品名不明) そして、2日おきに注射に来て下さい。顔の腫れも少し良くなり喜んでおりました。

しかし、全快はせず一進一退が繰り返され「皮膚はそう簡単に治るものではない。気長くいきましょう」といわれる。

“そおかな?”と思い直しながらも約一年が過ぎました。

 

その頃からです。 頭に少し痒みが出だし、それを言うと、「そしたらこれを塗りなさい。 (これも薬品名不明)

今思うと、私もくすりの品名くらいはなぜ知っておかなかったのかと、今悔やまれる。医師の指示に従えば、治ると思っていました。

家内も、「一度医者を変えてみたら」という。いや、もう少し同じ医師に・・・体中は、痒いし、他人さんにはこの苦しみは分からず、でも人の意見も聞く事 も、大切と想い、さてどこに行くか、あそこが良い、いやココが良い、これもまた人の意見となる。私にしては、もうどうでもよい。早く治ればよいのだ。少し でも早く治れば…そんな気持ちになり医師を変えました。

 

【第三章】病院を変える

前の医師で貰っていた薬を持っていくと、「こんな薬良く出していたな。どこの医師だ。」

「内科、皮膚科と書いてある。近くにある医師です。」と答えると医院リストを出してきて

「そんな医院は、皮膚科リストにはない」と偉そうぶるのです。

前の医院で述べるように、魚釣りに行って云々・・・と説明すると

「アンタの顔は皮膚が薬で薄くなっている。顔の油気がなくなっている。まず血液検査をしてそれからだ今日はとりあえず、顔にこの塗り薬を(赤土のような塗り薬を頂き)とりあえず注射して後日来て下さい。」 「私のところでは市販の塗り薬は使用していません。の経験からできた塗り薬だ。」信用しました。これで約一年間苦しんだことも吹き飛ぶ感じでした。 実際に顔のハレは少し良くなり、痒みも取れてきたような気がしました。

血液検査も特に異常はない。私にすれば「ヤレヤレ」といった感じでした。 「暫く、通院してください。」通院しているうち、待合室で他の患者さんを見ると、頭をガリガリ掻いてフケのように落ち、これは、今思うと皮膚が屑のようになって落ちていた。

顔も同じようにボリボリかいて落ち、幼児も、首筋が真っ赤にはれて、手、足、と同じようにかいている。

大人なら末だしも、言葉言わずの幼児である。 何とかならないものかと思う。 私は早くここに来てよかったと思う反面、心の言い表わせない何かが残る。 しかし、私もそれからも一進一退で、痒みは取れない。そんなことをしているうち耳たぶの辺りにカユミがでてきて、タダレてきました。どうしてだろうと? また、落ち込む日々が続く。気がつくと、また一年くらいが過ぎていた。

「先生こんなところに」と言えば、「うん薬を変えよう」といとも簡単に薬を変える。

次には、身体、肩のあたりにポツンと豆粒くらいの赤みをおびた物ができ、 先生、「又こんなところに、こんな物が」と言うと、「アンタの身体もしつこいな」そしたら体には、この薬を塗りなさい」塗るとカユミはなくなる。

しかしその豆粒くらいの赤みを帯びた物が体のあちらこちら出来だし、頭、顔、体と全身である。医院を信じ、先生を信じ、薬を信じてきた私です。頭がオカシクなってきました。それに増して腕(二の腕)に摩擦が加わると内出血がおこる。

「先生、またこんな事が」「よしではこの薬を飲みなさい」これで薬の数が、塗り薬が三個、飲み薬が胃薬をいれると四個、これだけ飲んでよいのだろうか? 疑問に思う日々が続くようになってきた。 友人も、「それだけの薬を飲んでも害ないか?」「飲んでいるの見たら怖いわ!」

私は「医者も検査してくれてるし」と友人に強がりを言いながら、内心は大丈夫かな?と不安な気もする。”もしかすると内臓でもやられているのでは”そんな 不安も出てくる。「又、血液検査でもするか」内心やけっぱちのように先生に言うと、「そうやなそうするか。」

何か医者が指導しなければいけないのにと思い ながら? 血液検査をする。

結果は、尿酸数値が少し高いが薬を飲むほどではない。 他の内臓値は正常。大丈夫との事。

それでもやはり一進一退の日々が続き、気がつくと約三年の歳月が過ぎていた。

 

【第四章】アトピージプシーとなり、医者に対する不信感が・・・

また、前回と同じように、家族を交え話し合いが続き、新聞で皮膚科の事が載っている。

この先生は前から、患者の投稿する医療相談に回答をされている先生で…一回、この病院に行ったら、何か、また違った見立てしてくれるかも… もうこうなったらわらにでもすがるような気で、「そうするか」 その病院へ早速行ってみた。

前に述べたことを、また、繰り返し先生に説明する。塗り薬、飲み薬を持参し見せると、「前回述べたように塗り薬は自家製で何が 入っているかわからない」と説明する。飲み薬は薬の本で調べてくれた。でも、その薬がどんなものかは説明がない。

「塗り薬 は、こちらで調べる。しかしデータがないから、血液検査してください。」

後日(私どもで調べた範囲での飲み薬にも「ステロイド」が入っていた) しかし、どこの医院、病院へ行っても、医師の判断もまちまちで、「こんな薬飲んでいたのですか」と同じことを言われ、私にしてみれば”半分どうにでもな れ”といった思い、「何科に行ったか」と言われても、「開業医の皮膚科」としか言いようがない。私は思う。どの医師にしても、「うちへ早く来ていれば…あ んたもアホやな」

イヤミ… 当然のことながら、新聞紙上では患者の医療相談に回答をしておられる偉い先生に診てもらえるはずがなく、窓口には「この先生は紹介状がなければ…」と書いてある。私は思う。同じ料金を払い、いくら偉い先生かしれないがこの病院へ来たのだ。

そんな差別されて堪るか!・・・と、憤りを感じる。でも同じ病院の皮膚科だ。 偉い先生のもとで、偉い先生を中心にミーティングくらいは有るだろう。

皮膚科の偉い先生の事だから。少し私の心も、ひがむようになってきた。

話が少し横道へそれました。ハンドルを元に戻します。

【第五章】ステロイド漬けによる体調の変化

塗り薬、飲み薬を調べてもらうと、やはり「ステロイド」。それもランクが上位で、これを持続すると、副腎皮質ホルモンが低下し、外からのバイ菌に対して抵 抗力がなくなる。例えば「風邪をひきやすいとか」言われ、なるほどそう言われれば、続けさまに風邪をひいている。

「二の腕の内出血もみんな副作用です」と 言われ「飲み薬は、私の出す薬に変えてください。

それから血液検査の結果尿酸値の数値が少し高い」とまた言われ数値が上がるとどうなるか聞いてみた。

すると痛風になる。痛みが出たら数値を下げる薬を飲めば良い。

ヤレヤレ・・・ 皮膚の方は「頭、顔、体、それぞれの写真を撮らせてほしい」と医師は言う。治る物なら、安いもの。塗り薬をもらい意気揚々とかえってきた。

し かし一向に良くならない。2週間、3週間たってもカユミ、赤い斑点は増えるばかり。

先生に言うと、「それでは薬をかえます。」後で分かったのですが、全部 が『ステロイド』入りで、只、製薬会社が違い、ラベルの品名が違うだけで、中身は『ステロイド』入りです。

それに薬の強い弱いが何段階にも分かれているだ けです。 薬を換えて貰ったら、塗ったところの湿疹が無くなり喜んで先生に見せると「良かったですね。写真を撮らせて下さい。」私、「どうぞ、どうぞ」とルンルン気 分です。

カユミは少しあるものの、赤い斑点が消えればもう少しの辛抱と薬を止める。そうすると、又見る見る噴き出してきた。ウァー又やと薬を塗る。 ゲームセンターに行くとモグラたたきと言う遊びが有るがそれに良く似ている。あっちをたたけばこちら、こちらをたたけばあちらと頭を出してくる。

薬を塗ると塗った所は消える。すると又別のところに又出来る。 こんな繰り返しが又1年。

もう嫌になってきた。

その間、市民検診で心電図に乱れがあるから、一度、検査を受けるように保険センターから通知が来る。

今まで少し心臓肥大でしたが、自覚症状もなく、自分で大丈夫と思っていた。医師も「そう気にすることもない」そのように言われてきた。 次の年には、肺不全と心筋梗塞に高尿酸と通知。早い機会に検査を受けて欲しい。ビックリして病院に行く。

検査結果は、やはりもう一度、精密検査をと言わ れ、心臓カテーテル検査を受ける。結果は、「心臓内の血管で先端に少し細いところがあるが」といわれ、私には自覚症状もなく、今日に来ている。

悪いこと は、重なるものである。高尿酸と通知されてしばらくすると、足に痛風が走り、痛い痛いの連発である。

痛みどめで2、3日で治まった。

 

【第六章】5年の歳月とともにステロイドの副作用を知る

そうこうしていると、いつのまにか5年という歳月が過ぎ、日焼けから始まり今日までの間、何をしていたのか。

この間、家族にも迷惑をかけ、自分も気持ちの上でいらだち、たった二日間の魚釣りが、このような大変なことになるとは・・・!

しかし、生まれ落ちて5,6才の頃からだったと思いますが、頭に、昔、よくデキモノのことをクサと言いましたが、小学校5年生くらいまで出来て困りました。 その年代を過ぎると、嘘のようにすっきりした頭になった記憶が有ります。

それからは、この件に至るまでは、皮膚でお医者さんにお世話になった事も無く、私自身不思議でなりません。

人様に言われたりするのですが、「あんたも年で身体の変調が来たのと違うか」とも言われました 病院でのパッチテストの結果、「金属反応が出ている。あなたは、日常、金属を扱っておりますか?」(私、こんな事初診の時に言っているのに・・先生も忙し いのだろう、と良い方に解釈する)歯には虫歯治療の後に、「金属品名は分からないが入っている」と答えると、「一度歯科に行って、歯のパッチテストを受け てください。その答えが出てから、又治療方法を考えましょう。」

(先生も手探りに成りだしたと思う)歯科にいくと、レントゲンを撮り、パッチテストは予約 制だから、予約をして下さいとの事。

「テストは、どんな事をするのか」と聞くと「金属部分を少し削り、テストをする。歯が少し弱くなるかも知れない?」と 言う。 レントゲン検査では、全部の歯がしっかりしているとの事。 予約を3/8日にして帰りましたが、少し気持ちの上で晴れない物が有った。

それにしても、最近になって読みましたが、「アトピー性皮膚炎」と言うのは、怖い病気です。 モノノ本に書いてあるのを読みましたが、医者自身がまだ手探りとは・・・・いくらお医者さんにお世話になっても、いくら良い薬を塗り、飲んでも、同じ事だ としたら、何か他に?そんな時、やはり新聞で『アトピー情報センター』と言う字が目にとまり、早速TELを入れました。

お聞きするとアトピー性の患者さんの体験談、ステロイド情報、漢方薬、その他の情報が得られ、私が病院で頂いた薬を持って行くと、医学辞書で調べて頂き、これは、かなり強い塗り薬で、このまま続けると、全部の薬にステロイドが入っていて、あなたの皮膚はダメになる!

ビックリし、「ホント?、ホント?」と聞き直しました。

普通の人なら、皮膚に水を落とすと流れ落ちるが、ステロイドで痛めた皮膚は消し炭のようになり、塗った薬は全部皮膚から吸収され、体内に入り込む・・・短期間の使用であれば良いが、長期使用すれば悪薬!に成ると言われた。 この日は忘れもしません、2/10日です。

すぐにこの薬は止める方がよい。出来れば、何もせず辛抱すれば良いのだが、その辛抱が総ての方々が大変だと言います。

どのような事かと聞くと、副作用(リバンド)が出ると聞かされた。 これに勝つことが出来れば、ステロイドから逃げられる。

それには家族、会社はもとより、その本人の自覚と努力が必要だと言われた。その副作用(リバンド) とはどの程度か解らなかったのですが、この薬をやめれば一時的に辛くとも、5年間の苦しみを考えれば耐えられると簡単に決めた。

 

【第七章】ステロイドの離脱と闘う

さあ、こんな症状になるとは夢にも思わなかった。頭から足の先迄、全身がカユイ、カユイの連発で昼はまだしも、夜、布団がぬくもると、かゆみがひどく深夜一時、二時、三時、と死に物狂いになり全身をかきまくる。

ま た全身に「震え」が来る。またカユイ、カユイこんな繰り返しが朝まで続く。家族は皆、寝てる。

自分だけがどうして・・・不思議な事に、夜明けになると眠く なる。

二、三日も、こんな事が続くと、家族から、「極道病気やな昼まで寝て、会社勤めは」と嫌味が出てくる。

人の気も知らず、酒もビールも飲む。余計にカ ユクなる。そんな繰り返しが十日間も続いたろう。 また眠れぬままワープロでもと打ってみるが、頭が混乱し出来ない。そうだ、 日曜日に座禅に通っているから、座禅でも。これも出来ない。写経でもと筆を取る。

下手な字ではあるが、何かしなくては気持ちの持って行き様がない。震え、カユミがきて、思うように書けない。 こんな辛いのならもう一度、薬を飲み塗ろうか。イヤイヤと自分に言い聞かす。時には、余りにも寝られず深夜の町を「ふらふら」夢遊病のように歩く。

でも二月の下旬で寒さは一段と厳しく、人々は白い息を吐く時期なのに、自分の肌ではこの厳しい寒さを少しも感じません。皮膚がこれだけヤラレテいるのか! ここで、又『ステロイド』に対して憎悪感をいだく。人通りもなく自分を持て余す。

こんなに苦痛が有るとは、両脇、腹から、キシルが出てガーゼを当てる。ぞ くぞく出てくる。身体を動かすことも出来ず、まるでダルマさんのようにじっとして居るしかない。

夢にも思わなかった事だ。

これが離脱症状のあらわれと、教 えられた症状だった。

 

【第八章】妹から天の助け

たまたま、母の見舞いに九州から来た妹が、顔を見るなり、とうしたと、びっくり!して一部始終を話すと、私の知り合い に健康食品で治った人がいるとのこと。それではと妹に頼む。

「帰ったらすぐに送ってあげる。」でもそれが待てず、3/1日、九州まで日帰りの予定を組み新 幹線で飛んで行った。

この時点で歯科のパッチテストはキャンセルした。

今思うと、妹が神さんの様に思える。歯科テストを受けていたら、ご先祖さんから頂い た歯は、がたがたに成っていたのでは?と寒気がする。 こんな時の新幹線は早くて便利である。常に思うのだが、あんなに急いで走らなくても?旅の情緒がなくなる。そんな事を思った事もあった。

しかし今日は違う。JRさんには感謝しなくては・・・一分でも早く着き、健康食品を頂き、早く帰り、早く飲んで、早く治したいそんな気持ちでした。 あとで気がついたのですが、私の顔は赤く爛れ、腫れあがって、ヤケドの跡のような顔をしていたそうです。

車中、両脇、腹からキシルが出てガーゼを当てるの ですが、10分もすれば漏れてきて、それを変えるのに、周りに気を使いながら・・・変えるのです。その時間の長かった事と新幹線よもっと早く走れ!そんな 気持ちでした。

【第九章】漢方薬局(くすりのファイン)との出会い、そしてアトピーと闘う

薬局(くすりのファイン)で身体を見せると、これは酷いと、健康食品と温泉水や化粧品をもらい薬局がおっしゃるには、

「お風呂に入り、肌を奇麗にしてしっかりスキンケアするように・・・」

妹も、「こちらに良い温泉があるからゆっくり治して帰ったら」と言ってくれたが、とにかく早く帰り気持ちをリラックスしたいと思った。

この日、九州では雪 が舞い散り、人は襟を立て小走りで行く。私は少しも寒さを感じず、これも肌がやられているからだと思った。

この日の内に帰る。 早速その健康食品を飲み、スキンケアを行うと今までつっぱった顔が一皮とれ、これは良く効くと安堵した。

心配なのは、心臓病、痛風である。薬局(くすりの ファイン)の方は、健康食品を飲んでいれば、痛風は出ない。

心臓病の方も、今までが今までだから大丈夫だろうとのこと。先ずは一安心である。 しかし、夜になると、相変わらずの苦しみで、精神的な安定はえられなかった。友人も心配してくれて、「良い鉱泉がある。あんたの身体に合うかどうかは分か らないが」と教えてくれた。

でも私の身体はまだ人に見られて耐えられる勇気はなかった。身体をカイタ後は、敷布に皮膚のハガレた屑が小サジ一杯位落ちる (頭のフケに似た皮膚屑)皮膚には爪跡が出来血がにじむ。 これが毎晩なのです。

もんもんと日が過ぎて毎日、毎日、布団から起きるのが辛く、朝方から半日が過ぎ、昼が過ぎ、やっと起きだし仕事も手に付かず、何を考える力も起こらなかっ た。ふと思いついて故郷の海が見たくなりドライブに出かけた。海岸沿いを散歩していると、幼い頃を思い出しほっとした安らぎを感じた。

しかし、家に帰るとまた地獄のような苦しみだった。一刻も早くこの苦しみから逃げ出したくて3/18日故郷の近くの(友人の紹介)温泉へ出かけた。 たった三日間居ただけだったが、身体の痒みや湿疹が和らぎ、何度か目が覚めたが、明け方まで眠れないという事もなく食事もおいしく頂いた。

しかし、又家に帰ると同じ症状がでる。それで、二日おいて又温泉へでかけた。この間、健康食品の方を1日3回を2回に減らす。

3/23日から3/27日ま で滞在している間に冷鉱泉を飲む事により、体内から毒素をだし、温鉱泉に入ると皮膚に膜をはる、それにより皮膚を保護する。(湯治客から聞いた話)入った り出たりの1時間を1日4回繰り返す。(皮膚がポロポロはがれ落ちる)その間は、寝るのと食事をとるのが精一杯で身体がくたくたになり何も考える気持ちも 起こらなかった(精神の安定が計れた)

日に、日に、精神状態や身体の状態も緩和されるようになり、少し仕事の事がきになりだす(自分としてはもっと居た かったが)

家に帰ると、日々にまたぶり返す。でも階段を一歩一歩上がるように、少しづつ良くなっていくのが自分でも分かるようになってき た。

家族も、「もう少し湯治に行ったら」と勧めてくれるので4/8日から4/10日まで過ごす。その間にカユミも減少し夜も安眠できるようになった。そし て仕事の意欲もわいてきたが、帰ると水が合わないようでカユミが増してくる。(その間健康食品を1日2回に減らすように努める)

4/14日から4/18日まで湯治にでかけかゆみがだんだん取れ気持ちも安定し、仕事にも意欲が出てきた。しかし一度、痛めた皮膚は年令もあるが、精神安定が一番と指導の方も指摘される。

私の場合もその様に思われます。

その間に、一度九州の薬局(くすりのファイン)へその後の治療方法をお聞きする為に行きましたが、新幹線の中では前回いくときとは、天と地の差があったが、長時間座ると腰の周りが締め付けられる感じで、体調がおかしくなる。 腰を締め付けるためのようです。

薬局の先生ももう少しだろうから頑張ってほしい、ここで挫折しては今までの努力が水の泡になる。

 

【第十章】快方に向かう

この頃から、少しずつも冗談もでて、笑顔もでてくる。何日いや何カ月ぶりだろう。 こんな苦しみは、私一人で沢山だ。

家 族、そして周り人々にも精神的に迷惑をかけ、自分一人の力で治ったのではない。この現実を声に出し叫びたい。

皮膚の爛れていた所は、黒い斑点となり、この 斑点を取るのには、薬を塗り始めた。「ステロイド剤を始めた年月」が必要であるとか聞く。私の場合、完治するのに5年間はかかるだろう? しかし、健康食品と湯治に行くと、少しずつ斑点が薄くなるのが解るようになってきた。

私のような、年齢ならまだしも、若年の方達が、この『ステロイド』で私以上に苦しむのを思うと、早く『脱ステロイド』をして欲しいと思います。

温泉で皮膚の再生を促し、健康食品の方は『ステロイド』を追い出す。思ったとおり、その不安もなくなって行くので、この方法を暫く続けて行きたいと思う。 以前は、「皮膚組織のくずれた時期」香辛料の入った食事を食すると、全身、飛び上がるほど、刺激があったのですが、最近は、少し位なら食べても感じなくな り、逆においしく頂けるようになってきた。

もう、身体の自立も出来かけてきたので、以前のような捨て鉢な気持ちも無くなるだろう。

隣にも、他にも、アトピー皮膚炎の娘さんや息子さんがおられるが、やはり『ステロイド剤』を使い苦しんでいる。

親は一生縣命だが、本人は親任せ。 これでは良くなるのもならない。本人がその気にならないといけない。 私、自身もステバチな気持ちになりましたが、とにかく本人次第です。 頑張ってほしい。 又、母の見舞いに出かけた時、たまたま出会った方がやはりステロイドを使い、顔色がどす黒く、頭、顔をぼりぼりと掻いている。

声を掛けると8年も前からだと聞く。その方自身も捨て鉢な気持ちだと言う。まだまだ多くの方が苦しんでおられる。

私は、声を大きくしてなんとかならないかと叫びたい! 一度「ステロイド」に犯されると、世間でも騒ぐ麻薬も、麻薬が無くては生きていけないと聞く。何か共通するような気がするのです。

麻薬よ、なくなれ!「ステロイド」よ、無くなれ!と叫びたくなる。

ですが麻薬も使い方で人間の役に立つ「ステロイド」も同じだと思う。

お医者様も患者に薬の使い方をこの際しっかりと指導して欲しいと切にお願いしたい!

おわりに・・・この苦しみは私一人で沢山だ!

 

~終わり~

 

※結果には個人差があります。

 

 

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